こんにちは、カーハンです。
画面上でプログラミングして、動かすロボットおもちゃはよくみかけます。
でも、今回紹介するCoding Awbie(コーディング・アウビー)は、手元のブロックでプログラミングして、画面上のキャラクターを動かすおもちゃです。
アメリカのTangible Play社が開発した「Osmo(オスモ)」を使い、キャラクターAwbie(アウビー)を自由に動かします。
そもそもコーディング(Coding)って何?
という方は、後日記事を書くのでご覧ください。
Osumoはタブレットを専用の台にセットして遊ぶおもちゃです。そのためCoding Awbie単体では遊べないので注意です。
今回、専用の台(Base)とCoding Awbieがセットになったものを購入し、家で使っていなかったiPad2を使うことにした。
Coding Awbie 基本情報
対象年齢:5~12歳
Coding
Coding Awbieにはカラフルなブロックが入っています。
すすむ 4
ジャンプ 1
実行ボタン1
手 2
星 1
くりかえし 1
ビックリマーク 1
数字1~5 8
の19ブロック。
ブロックに文字はなく、シンプルなイラストのみ。どういう機能かわからないのでワクワクします。「星」はなんでしょうか。
それぞれ磁石が入っているようで、ブロック同士がくっつきます。
ボードゲームのオセロのコマのようです。
箱にきれいに整理することができる。
Base
Baseには、iPadの上につける赤いかがみと白い台が入っています。
かがみはタブレットのカメラの部分にさしこみます。
手元にあるブロックの画像を、かがみがカメラに反射させて読み取るしくみになっています。
iPadを台に置いてみた。
まずい。ちゃんと入らない…
事前にiPad2も対応していることを調べていたのに、どうして入らないのか。
タブレットはほかに持ち合わせていないので、斜めのまま遊ぶことに。
次から写真がすべて斜めですが、ご了承ください。
計測したところ、台に入るのは17㎝まででした。
Coding Awbie あそび方
アプリの事前準備
Osumoを使うには、まずOsmo Wordアプリをダウンロード・インストールします。
Osumoの世界観は、宇宙船にのって様々な星(アプリ)に遊びにいく設定。
あ、アナ雪がある。これも欲しい!
別のアプリをそろえたくなるように、よくできてるわね。
Coding Awbieアプリもダウンロードしておいてください。
一度インストールすれば、オフラインでも遊べます。
アカウント設定を求められました。
メアドを登録。メールに送られてきた番号を入力。アンケートに答えていくと、BGMがなり、ゲームが始まります。
キャラとニックネームを登録してCoding Awbieアプリを選択します。
使用状況が確認できる保護者アプリ
途中、オスモ保護者用アプリの案内が入ります。iOSだけでなくAndroidも対応。
子供が使うiPadと連携させると、何時間ゲームしたか、どういうコーディングをしたか確認できます。
iPadがオンラインにならないとデータは確認はできません。
取扱説明書はいっさい文書なし
スタート画面にある取扱説明書は映像のみ。
取説を見なくても遊べますが、早く上達したい人は先に見ておくことをおすめします。
初回のみオープニング映像が流れ、「Awbieの家が災害でつぶれた。新しい家を作ろう。」とゲームの目的が想像できます。
ゲーム1-1スタート
さっそく、コーディング。
文字がないとわかりにくいので、心の声で補足します。
『すすむをおいてね』
ふむふむ、矢印は右。
『次は、下に実行ブロックをくっつけて、三角のボタンをおしてね。』
Awbieが1コマ右に進んだ!
手元のブロックが、しっかりiPadで読み取られているようで、矢印の向きが違うだけでも、画面は次に進みません。
ブロックを並べると、うっすらとすすむ方向が表示される。確認してから、実行ボタンを押せます。
画面の先が見たい場合はドラッグして、画面をスライドさせます。
ブロックが多くなるとストレスに
コースが複雑になると、ブロックのかたまりが大きくなっていきます。同時に、読み取りも一発でいかず小さなストレスが…何度も実行ボタンを押すことも度々ありました。
ステージクリアの条件
赤い風船がある場所までAwbieをすすめるとステージクリア。風船は、矢印・うさぎ・イチゴをたどった先にあります。
できるだけイチゴを多く獲得しておきましょう。
ゴールすると、獲得したイチゴの数で金銀銅に評価されます。金だと、ボーナスイチゴもゲット。
効率的にイチゴをとるには、連続してイチゴを取る必要があります。連続すればするほど、1・5・10・25・50・100と倍増してカウントされます。
ギャラリーが周りから出てきて、気分も盛り上がります
はりきってコーディングできちゃう!
イチゴの使い方
イチゴはゲームの中のお金の代わりなので、新しい家を作るときに交換できます。
他にも池やイチゴの種と交換できます。つい、余計なものと交換してしまいます。
ステージが進むごとに、イチゴの価値が下がるようで、初めは150で交換できたイチゴの種が、今では1550と10倍に…ものすごいインフラ。
Coding Awbie まとめ
遊んでみての感想は、
・とにかくキャラクターがかわいい。世界観がしっかりしている。
ゲーム性が高いのではまってしまう。私も、3時間は遊んでいました。
・よくもわるくも他のアプリもやりたくなるように工夫されている。
・失敗してもペナルティがない。
Awbieが壁にぶつかっても問題なし!Awbieが池におちてもすぐに元通り!
なのでプログラムが失敗しても、ぜんぜん落ち込みません。
何度もトライ&エラーできるゲームです。
・時間制限がないので、じっくりと考えたいときもあせらずに楽しめる。
セーブもは基本的にオートセーブ。ゲームの途中でも、また同じところから再開できます。子供の「あと、ちょっとだから!」が続くことはありえません。
注意する点は
・タブレットがないとできない。アプリはiOSのみ。
・英語圏のおもちゃのため、サポートQ&Aは英語でよむ必要がある。
・ブロックの予備がないため、なくすと大変。
海外製のため、たとえブロック単品購入が可能であっても高くつくでしょう。片づけるときに注意しましょう。
楽しみにしていた「星」ブロック。Awbieが○○の状態になります!
遊んでみてのお楽しみ。
以上、「Tangible PlayのCoding Awbie(コーディング・アウビー)」の紹介でした。