こんにちは、カーハンです。
今回はアーテックからに発売されている「T.REX」の紹介です。
ブロックを組み立て、スマホやパソコンからプログラミングして動かすことができるロボットおもちゃ。
T.REXだけでなゴリラやロボットも作れます。もちろん、ブロックだけで遊ぶこともできます。
この記事では、T.REXの組み立てから完成までをレビューします。
T.REX 基本情報
【セット内容】
・Studuino(台座付)
・USBケーブルminiB
・電池ボックス
・サーボモーター×3
・専用ピンセット
ブロックは全部で128ピース
【商品仕様】
パッケージサイズ:W375×H270×D70(mm)
材質:ABS、FR-4
対象年齢は8歳~。
メーカーはアーテック。商品サイトはこちら。
https://www.artec-kk.co.jp/artecrobo/ja/sample/product_04.php
今回は全面英語のmade in Chinaの仕様で楽しみます。日本語バージョンもあり、made in Japanです。
T.REX 特徴
4種類のプログラミング可能なロボットがつくれます。5種類のプラモデルが作れます。
ロボットを思い通りに動かすためには、専用のソフトを操作してプログラミングをします。
T.REX 遊び方 ~組み立て編~
事前に用意するもの
組み立てるといってもブロックなので、工具は不要。プログラミングを記憶する基盤もセットでついています。
単3電池を3本用意し、電池ボックスにセットしておきます。
プログラミングも楽しむ場合は、スマホ、タブレットパソコンいずれかを用意しましょう。
T.REX パッケージは仕切り付き
パッケージ込みの重さは1.2kg。中身のわりにパッケージは大きいです。
理由は、余裕のある6つに仕切り。ブロックやパーツの整理もこの中でできるので楽です。
T.REX ブロックについて
アーテック社のブロックは特徴的です。6面に違いがあり、突起がある面、受け口がある面、突起も受け口もある面と様々です。
大きさは正方形のものが2㎝×2㎝。1つ1つに「Artec」「 JAPAN」と刻印されています。
小さい子供は誤飲の可能性があるので注意です。
T.REX 取り扱い説明書について
今回の英語版には同封されていないので、商品サイトからダウンロードします。
https://www.artec-kk.co.jp/artecrobo/ja/sample/product_04.php
注意してもらいたいのは、必ずカラーで印刷すること!説明はいたってシンプル。「図のようにブロックをさします」といった手順書です。ゆえにビジュアルが重視されます。家にコピー機がない場合は、タブレットやパソコンの画面を見ながら組み立てましょう。
T.REX 基盤はアーテック社オリジナルのソフトウェアStuduino使用する
T.REXの脳の部分にあたる基盤はアーテック社オリジナルのStuduino(スタディーノ)。電子工作でよく使われる基盤Arduino(アルデュイーノ)と互換性があります。
詳しい説明はまた記事にします。今回はアーテック社の機械を使って、T.REXを動かそうといった認識で大丈夫です。
T.REX 組み立て開始
マニュアルを見ながら組み立てていきます。T.REXでは、ブロックを95個使います。所要時間は大人の私で3時間15分かかりました。
T.REXの両足です。
平面のマニュアルから、立体に組みあがる様子は感動します。
ブロック同士は手でもはずせますが、パーツによっては同梱のピンセットを使うほうが簡単です。
ブロックがどんどんつながっていきます。
基盤Studuino(スタディーノ)の裏もブロックがはめられるようになっています。
横にも取り付けることができて、3つのブロックを取り付けます。
突然ですが、まちがい探しです。下の2つのブロック何が違うでしょう。
形は同じでも、右端のブロック突起の位置が違います。この違いが後から影響します。他のブロックと組み合わせようにも、穴に届きません。
迫力のあるT.REXの頭部分です。
基盤をT.REXに合体させるとき、丸の部分に本体の足がくるようにはめるようにしましょう。
しっかりと左右対称になります。はめにくい場合、足部分はモータとつながっているので、ゆっくり動かせば動きます。前もきれいにそろいます。
基盤と電池もつないで完成までもう少し!
最後にしっぽをつけるたのですが、電池が手で支えないと落ちてくる。何かおかしい。
電池を支えている、白いブロックの長さが足りないみたい。マニュアルをさかのぼって確認してみて!
原因がわかりました。口の部分が前に出すぎてます。あごがしゃくれたT.REX…
なおしたら、無事に電池もおさまって完成。
大きさは、頭~しっぽ37㎝・右足~左足17㎝・頭~足17㎝。重量0.6㎏。がっしりしています。
T.REX 組み立てまとめ
・できあがったロボットを動かすよりも、自分が作ったロボットが動くほうが楽しみは倍増します。
・マニュアルは効率よく指示されていて、途中で手をとめても再開しやすいです。
・試行錯誤するなかで、自然と原因を追究することができる。
・平面から立体をイメージすることができる。
コツをお伝えします。
マニュアルはカラーで印刷しましょう。
各ブロックの特徴をつかむようにしましょう。
ブロックをはめる向きが重要。途中でつまづいたら、もどって確認しましょう。
完成後も前後左右からみましょう。バランスが悪い場合は、ブロックをはめる位置がずれていないか確認しましょう。
マニュアルが平面なので、一部奥行きが把握しづらいです。次の手順、次の次の手順を写真で確認してみましょう。
試行錯誤した時間も含めて3時間強。もっと早く作れる子供もいれば、何日かかけて気長に楽しむ子供もいることでしょう。それぞれの子供にあったペースで見守ってあげてください。
以上、アーテックのT.REXの紹介でした。