こんにちは。
学研といえば、子供のころ付録のカブトエビを育てた記憶があるカーハンです。
今思えば、付録が生き物って不思議です。
現在、学研は「大人の科学」の出版や、㈱学研ホールディングスとして教育・福祉の分野と幅広く事業を手掛けています。
お台場にある英語体験施設「TOKYO GLOBAL GATEWAY」にも参画しているようです。
今回は、学研から発売されている「カードでピピっとはじめてのプログラミングカー」を紹介します。
【日本おもちゃ大賞2018 エディケーショナル・トイ部門 大賞】を受賞しています。
学研 カードでピピっとはじめてのプログラミングカー【送料無料】
はじめてのプログラミングカー 基本情報
くるまを動かすプログラミングを通して、やり抜く力・ことば化する力・論理的に考える力がつくように工夫されています。
【セット内容】
・くるま
・めいれいタグ 10種類
・めいれいカード 60枚
・カードボード 2枚
・ぼうけんマップ
【商品仕様】
くるまサイズ:幅95×高さ60×奥行130(mm)
材質:ABS、紙+PPラミネート
made in China
対象年齢:3歳~
黄色の半透明のボディ。基盤が見えているのが学研らしい。
おもちゃというよりも「教材」ずばり学研の付録です。
取説は基本的にひらがな。12のもんだい(遊び方)も載っている。
文字が読める子には渡して読ませてもいいが、はじめは一緒に遊んでいただきたい。なぜなら、取説に「もんだいはある」が「こたえがない」ので、あとあと子供に相談されることが予想されます。基本的な操作は覚えておきましょう。
リーフレット「プログラミング教育ってなんだろう?」で知識も補填できます。
めいれいカードは「まえ」が圧倒的に多くて16枚。次に「みぎ・ひだり」で9枚。他は6枚以下です。予備も含めて十分にあります。台紙から外して使います。付録みたいで懐かしい。
60枚と数があるので学研教室の写真のように、カードを整理するのがおすすめ。
ぼうけんマップは4マス×6マスの24マス。くるまが進みやすいように、紙がコーティングされています。
裏面は白紙でマスのみ。目的地を自由に書くことができる。おじいちゃん家とか、はなちゃん家とか、普段子供が行くところを書くと身近なマップになり、アメリカ・中国とか書けば世界のぼうけんマップになる。
ビックスケールね。遊びごころがあっていいわ。
電池は別売りでアルカリ単三電池3本。ねじで止まっているので、プラス(マイナス)ドライバが必要です。
はじめてのプログラミングカー 特徴
斜めにすすむことができる(半分)機能
くるまの後ろ側にある☆ボタンで設定します。
「右に半分(45°)曲がる」=「斜めに向く」と直感的に理解できます。
ゴミ箱ボタンを押すと、めいれいを1つ消すか、全部消すか選べます。
後ろの3つのボタンは小さいので押しにくいです。
ループ機能
プログラミングの世界ではよく聞く、繰り返しの機能です。詳しくはあとで紹介します。
はじめてのプログラミングカー あそび方
車体のうらにある電源をオンにします。キュルキュルと音がなります。
くるまのうらは、タイヤとパチンコ玉のようなものがついています。
くるまへのプログラミング方法
プログラミング方法は簡単。カードをくるまの後ろ側、3つのボタンの上にかざしていきます。非接触タッチでよみとりが完了します。音が「ピコン♪」となるので、スーパーのセルフレジでよみとるときの感覚に近いです。子供も喜んでかざしてくれますよ。
▷再生ボタンを押すと、プログラムが実行されます。
ジージーというモーター音とともに、くるまが進みます。1つ1つのめいれいが実行されると「ポン」という音が鳴り、まえ・まえと続いたときも、めいれいが区別できます。
そして、こだわりはくるまの再現力。
みぎに曲がるときは、ウインカーの音と光の点滅がある。
うしろにすすむときは、バックライトが光るなど本物さながら。
わかりにくいので、暗闇で実行中。
しばらくすると、「バイバ~イ」といってオートオフになるので、裏返して電源をオフオンしましょう。
もんだい8をプログラムしてみる
めいれいカードをカードボードに並べていきます。考えた結果、この順番でプログラミングします。
カードでピピっと×13回かざして、実行!
むむ・・・思った通りにすすまない。
検証の結果、試走のプログラム「ひだり・まえ」が残っていることが判明。めいれいは消さないかぎり、新しく追加されるようです。ゴミ箱ボタン長押しで全消去。再挑戦です。
到着!
うしろにすすめば、自然に消えるかと思ったヘッドライトは消えず、光ったままでした。90点ですね。
ループ機能に挑戦
難易度が高いとされるループに挑戦。
ループとは、繰り返し=ちょんちょん「〃」の機能。
歌で例えると、サビの部分が繰り返しでてきたときに
(※くりかえし)
と書かれている感じね。
『まえ、みぎ、まえ』の3つをまとめてループ登録すると、以降ループめいれいカード1枚で『まえ、みぎ、まえ』がプログラミングできます。
実際プログラミングしましたが、ループ機能を使いこなすのは難しいです。事前登録の手間を考えると、「本当に便利?」となりがちである。
ここは、親の出番です。
例えば、めいれいを順番に並べ終わった時点で
こことここは、めいれいと順番が同じ。ループの機能を使ってみよう。
と、気づいてもらうようにアドバイスしましょう。
正直、無理に使わせる必要はないです。
はじめてのプログラミングカー まとめ
遊んでみての感想は、
・前後左右の動きだけでなく、停止、ヘッドライト、クラクションなど
本物の自動車同様の機能があっておもしろい。「信号の前では一時停止しましょう」ともんだいにもあり、交通ルールも勉強できる。
・注意事項に「くるまの動作(走行距離や回転等)には、製品の仕様上、多少の誤差が発生します。」とあったが、10コマくらいであれば問題なし。
・タイヤの馬力があるので、オフロード(じゅうたんの上)でも進む。
・難しいもんだいもあるので、レベルをまちがうと子供がつまずいて嫌になってしまうかも。言い換えれば、奥が深いので長く遊ぶことができます。できることを増やして、自分でもんだいを作るところまで慣れれば、集中して遊べます。
最後に、謎だったヘッドライトを消す方法は、ホームページに記載されていました。
1度読み込ませるとライトはずっとついたままで、もう一度読み込ませると消えるよ
学研教室では、小学校低学年~「しくみKids」、小学校3年生~「もののしくみ研究室」講座が用意されており、ロボットを使ってプログラミングを学ぶことができます。
今回紹介したプログラミングカーも教材として使われてます。興味がある方は、お近くの教室をチェックしてみてくださいね。
以上、【学研ステイのはじめてのプログラミングカー】の紹介でした。
学研 カードでピピっとはじめてのプログラミングカー【送料無料】